昨日、私はブランケットを洗濯しました。


立体的なアイロン掛けが必要なコート類以外、ウールのスカートや、巻物、セーターなど、うちで粉石鹸で洗います。

「ドライクリーニングのみ」の洗濯表示の物でも、手洗いなら大丈夫です。
ドキドキしながらクリーニングの仕上がりを待つよりずっといいです。(笑)
編み物クラブでも、ウールの洗濯方法についてよく質問を受けるので、ここで書いてみようと思います。^ ^

晴天の一日に。
うまくすれば午後には乾いてますよ。

コツは、石鹸水は薄め、人肌温度で手早く、です。
セーター1〜2枚なら、洗濯桶やバスタブで。


1 小匙一杯分の粉石鹸を少量(石鹸が溶けきる位)の湯でしっかり溶かす。粒が残らないように、ワシャワシャと。

2 日向水の温度(亀や金魚を飼う時に水道水を一日陽に当てますね。あの温度です)になるまで水で埋める。セーターがしっかり沈められるくらい。

3 セーターを軽く畳んだ状態で、石鹸水に浸ける。カーディガンはボタンをかけて。(ボタンが水に濡れても大丈夫な物か、ご確認ください)

4「押し洗い」というより、繊維の間に石鹸水を上下させるイメージで、セーターを沈めたり浮かしたりする。1〜2分で済ませる。

5 洗濯機の脱水にかける。
グルグル全開に回り出して30秒位で取り出す。

6 蛇口からの水で2回溜め濯ぎする。
濯ぎ一回目の水を替えるのは、セーターを軽く水に上げる位で大丈夫です。

7 2回目の溜め濯ぎの最後に、食酢を2〜3滴、入れて馴染ませる。
(石鹸はアルカリ性なので、お酢で中和させます。しなやかな仕上がりになります)

8 洗濯機の脱水にかける。全開グルグルから20〜30秒。

9 形を整えて干す。

この作業を、水を溜める時間を省いて3分位の目安で、手早く洗うのがコツです。
ウールは、「キャッチ&リリース」が上手なので、ワシワシ押し洗いしなくとも汚れはサッと落ちます。

干す時は、粉石鹸で洗った場合には、陰干しじゃなくて大丈夫です。
むしろ、お日様に当て、早く乾かす方が型崩れしません。
平らに広げる場所がなくても、布団を干すみたいに、手すりにかけちゃってください。飛ばないようにピンチで留めて。

1時間毎で、向きを変えたり、セーターなら裏表にしたりして、全体の水分をとにかく早く逃がすようにします。
ピンチの位置も変えるので、跡も付かないし、手すりにウールから逃げた水滴が付いてるのにも気付かれるでしょう。
手すりの水滴を拭ったり場所を変えてたら、この時期だと2〜3時間ですっきり乾きます。

窓から部屋へ抜ける風通しも良くして。

乾ききったら、できれば午後3時までには取り込み、部屋のどこかに広げ、太陽の熱をしっかり逃してから収めます。
あったかい状態で収めちゃダメです。
湿気の共になるので、しっかり冷めたところで収めてください。

もちろん防虫剤を一緒に。
良いウールほど、虫にとっておいしいようです。
私は防虫効果のあるいシダーウッドブロックという木材を一緒に入れてます。
「防虫アロマブロック」という名称で、木のボールや輪っかの形などいろいろあります。

粉石鹸で洗うと、とてもホカホカな仕上がりで、日向の香りがします。
私は化学的な香りが苦手なので、中性洗剤よりも石鹸が好きです。

肌が敏感な方や、お子様の物にもお勧めです。
私は、薄手の柔らかなショールを購入した折、巻くと首回りがチクチクするのと、仕上げに使っておられるであろう洗剤の残り香が気になって仕方ありませんでした。
ドライクリーニング表示でしたけど、サッと石鹸洗濯したら、チクチクも香りもなくなり、巻きやすくなりました。
「しなやかにする、香りを付ける」成分を繊維に残すタイプの洗剤が、肌を刺激することは珍しくないようです。


それともうひとつ、
「食酢は何でもいいの?」
何でもいいです。中和させる目的なので。調理や掃除用のクエン酸でもいいのです。
セーター1枚に対し、2〜3滴なので、香りは付きません。
「すし酢は?らっきょう酢は?」
違うでしょ。いろいろ入ってるじゃないですか。(笑)

粉石鹸も食酢も、「これで大丈夫か?」と感じる控えめな位でちょうど良いのです。
同じやり方で、毛布も洗えます。
洗う物の量が増えても、食酢は数滴で大丈夫です。



作業をしながら、干しているブランケットの向きを替え、グングン乾いてく様子は、何ともいい気持ちになります。

今日はセーターをまとめて洗います。







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