ミトンのお直しを届けに行きました。
お届け先は、例の古本市の上でした。
受け取ったばかりのお直し代で、心に余裕がありました。
前日見送った幾冊かの前に、この絵本を見つけました。



絵は初山滋さんです。
確か童話画家、武井武雄さんと大正から昭和にかけて、日本の子供達の為にと尽力された方だったと記憶しています。

帰っていそいそと用事を済ませ、読みました。
手に取った時、迷いはなかったので。

いつの世も、市井の人のささやかな日々は、粗末なものを心の碑のように抱えて、激しい雨風の日も仕事に出掛けます。
空が晴れ、藤六に小鳥の声が聞こえてくると、鳥達は一重の着物を着たかわいい女の子たちになりました。
鳥たちの話を聞いた藤六の気持ちを、鳥たちはわかると、歌を歌います。


奥付の上に、この本を出品された古本屋さんのシールが貼ってあって、初山さんの絵と寄り添い馴染んでいました。


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