昨日ボタンを付け終わり、一日も早くとお渡ししたカーディガンは、小鳥ちゃんこと私の友人のものでした。

小鳥ちゃんは、木の実や葉っぱの模様のアランをご所望でした。
選んだ色はLaurel、月桂樹の葉の色です。
従来のアラン模様にも木の実や葉っぱはあります。
ただ、自分が使いたいのとは違ってました。

どんな木の実と葉っぱにするか、図鑑を見ましたが、触れてなければ起こせません。
散歩に出ると、近所の土手には花を終えた野ばらが真っ赤な実をつけて、そこらじゅうに揺れていました。
小鳥がついばんだ跡もあります。

この模様は、野ばらの実です。




でも今日は、野いちごにも見えてきました。
春に向かってるせいか、温かな季節から夏の終わりまで、楽しませてくれる野苺(ナワシロイチゴというようです)やジューンベリーは、誰も目もくれないのか、
私だけが遊び相手とでもいう様に、いつも待っててくれました。







デザインってなんのことを示すのでしょう。
何かを象徴したひとつのパターンのことなのか、
パターンとパターンを組み合わせることなのか。
自分で作った模様をどうしてもこう使いたくて、
組み合わせたのは私の必然で、
「ほり、デザインは後から付いてくるんだよ」
と言った友達の言葉を感じていました。
やりたい形は頭の中で出来ていて、
それをどう作ってくか、ワクワクするいくつかのアイディアをこぼさぬよう、 ひとつひとつ形にしました。
ちょっとした「ここは初めてこうやってみた。前よりよくなってるはず」 が、あるんです。

そうやって編み続けたカーディガンは、
今思うと作ってる間中、しあわせだった感触だけ残しています。
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