袖口と襟のデザインが決まりました。
あとはもう片袖と、裾のリブ、前立てと続きます。
全体のデザインを決めて編み始める時、
襟や袖口のデザインを決めかねてる時があります。
身頃が出来て、それに合うリブ編みのデザインを探ります。
今回のカーディガンには、初期のアランセーターに見られる袖口リブのデザインを取り入れました。

肩から袖へと、細い帯状のパターンを挟み袖口のリブへと続きます。
リブが長めなのは、折り返しもできるように。




*アラン初期というのは、アランセーターを海外輸出用の商業ベースに載せる1950年以前に、女性が家族のために編んでいた頃のことです。
輸出用には、太めの毛糸を使い大きなパターンの連続で、編み手が効率よく編める様にデザインされました。
家族に編まれたセーターは、他の編み手と技術を競う様に、どう編んだら美しいディテールが作り出せるか、それぞれの編み手の工夫が溢れていました。
(参考文献:日本ヴォーグ社
『海の男たちのセーター』福のりこ)
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