次なるデザインに行き詰まってる。
そんな時は、身の回りの手を付けやすい小さなことから、
少しずつ片付けていこうか。
庭に根付いたユーカリの、真横から出てたのを枝打ちした。 地面すれすれに伸びた枝先の芽は、
ひょろひょろと頼りないけれど。




リースを作った。
やってみようと思ってたこと。



今年の年末からお正月にかけての玄関飾りは、これでお茶を濁そうと思う。

いつかの東広島「さざなみの森」での、リースを真似たのだ。

摘んだばかりのユーカリの枝を触ってると、胸いっぱいにさわやかな香りで息をした。



編み物以前に洋服が好きなので、着回しが効いて、形のきれいなセーターが好きです。
シェットランドヤーンは、その風合いと色彩の豊かさに無限の可能性を感じる素材です。
だからこそシンプルにデザインし、仕立てたこのタートルネックセーターは、長く着られる一枚だと思っています。
できれば冬中着ていたい。

赤い靴下を買っただけなのに、着回しがグンと広がる気がします。
もちろん靴下までいつものシェットランドヤーンのJamieson's「Shetland spindrift」で編めたら、冬中温かく過ごせるのだけれど、なかなか手が回りません。
ふと立ち寄った洋服屋さんで、引き寄せられたメリノウールの赤いソックスは、Jamieson'sにはない赤でした。
シェットランドヤーンは、風合いがカラカラと軽く、メリノはコックリと油分を含んでいます。
その風合いが色の違いを出すのだと思います。



今年も長野の友人より、お義父さんの作ってるりんごを送ってもらったのは、9月下旬のことでした。

拝啓、りえこちゃん
今までそのまま食べきってしまう紅玉を、今年こそはとジャムに仕込みました。




剥いた皮からは色を出し、その後は紅茶に淹れて頂きましたよ。

いつもりんご箱に一緒に入れてくれる姫林檎も、しばらく部屋を飾ってくれました。




りんごジャムはしばらく寝かせた今日、編み物クラブのおやつに、アップルパイを焼きました。

パイは、先月のかぼちゃパイの経験があって、今日は迷わずパイ皿に敷き込みましたよ。






ありがとう。

もっと下火を効かせたら、パイ生地がパリッと焼けたのかな。
りえこちゃんも知っての通り、私には頼もしいお菓子の先生がいますから、彼女に落第点だけは貰わないようにしなくちゃ。

長野のことを思うと、何か宿題をやり残してるような気持ちがします。

山はもう白くなり始めてますか。
季節外れの花火は、今年も打ち上げられましたか。

おはよう。
うちの山茶花に花がつき始めました。
今朝のことです。



私は、椿と山茶花の違いがわかりません。
葉の様子が違うから、これは山茶花だそうです。





山茶花を生けるために、ユーカリの枝はアイロンの水差しに生けてありました。
ユーカリなら庭に定着してすっかり大きく育っています。枝だって伸び放題。
母にとってユーカリは萩の木らしく。
椿と山茶花の違いと、萩とユーカリの見分け方。

すごく違う気もするんだけど、見分けのつかない物って、私にはたくさんある気がします。
丸ヨークのフェアアイル
友人に許可を得て、お渡しの前に私が着用してみました。












先日お客様にお渡しした原毛色のカーディガンです。
HOLY'Sで、ベストやカーディガン、指無し手袋やストールなど、何着にも使っているパターンです。
オーダー主が友人でもあり、肩から襟ぐりにかけて丸ヨーグで仕立てることを提案させてもらいました。
袖から肩へと繋がってるので、着心地も軽く、柔らかな仕上がりとなりました。





後ろはこんな感じです。







おばあちゃんになっても着てもらえるとうれしいです。



襟元にパールと合わせて。


デニムと合わせても。






友人はどんな着方をしてくれるでしょうか。
再会が楽しみです。





11月も中盤に差し掛かろうとしている。
もうすぐスックとバディのフルーツケーキの季節がやってくる。

フルーツケーキとは、カポーティの「クリスマスの思い出」に出てくるドライや缶詰のフルーツが入った保存の効くクリスマス用のパウンドケーキのことだ。
私は、スックのように「さあ、フルーツケーキの季節がきたよ」と、キーンと冷え込んだその朝を、気付けるだろうか。

スックとバディは、遠いいとこ同士で、親戚達と一緒に暮らしている。
この季節になるとまず、持ち主の収穫の終わったピーカンナッツの木の下で、おこぼれの実をそれでもフルーツケーキ31個分、集めるのだ。

私が県外の勤めを辞め実家に帰ってから、11月、強い風の吹いた日に、近くの神社へ椎の実を拾いに毎年通った。
おもしろがってくれそうな友達には勝手に送りつけ、随分手間取らせてしまっただろう。
椎の実は、軽く炒って中身を取り出し、玄米と一緒に炊いて縄文ご飯(椎の実を送り付けた友達が教えてくれた。木の実炊き込んだ玄米ご飯のこと)にしたり、スックのピーカンナッツよろしくパウンドケーキのドライフルーツと共に加えもした。
椎の実は、生で中身(堅実)は粉っぽく油分があり、ほの甘い。マカダミアナッツに似ている。火が入るとホクッとして銀杏よりやや柔らかな食感だ。


スックとバディは、小さく貯めた小遣いから材料を買い集め、31個のフルーツケーキを焼くのだ。
そして自分達唯一の写真を撮ってくれた通りすがりの御夫婦や、毎朝、手を振ってくれるバスの運転手、年に二回街にやってくる包丁研ぎなど、気に入ってる人達に送る。


年齢が上がり、バディは大人達によって寄宿学校に入れられる。
離れ離れになったスックとバディ。
スックは一人でフルーツケーキを毎年焼き続け、「一番の出来のいいやつ」をバディに送る。
その手紙の中で、スックはやがて子供の頃に遊んだもう一人のバディと区別が付かなくなり、いつかフルーツケーキも焼けなくなる。

「フルーツケーキの季節が来たよ!」と叫べなくなるのだ。

「友達が家に一人居たらいい」
儚いバディの思いさえ、埃のように吹き飛ばされる現実に、都合を付けて、それでも生きていかなくちゃならないのか。
「クリスマスの思い出」は、私にとってきらきら光る宝石だ。
自分が年を重ねる毎に角度を変え輝きが増す。
新潮文庫版で読んだ最初、高校生だった私は何を感じていたのだろう。

毎年、ドライフルーツ入りのパウンドケーキをこの季節、編み物クラブ用に焼くけれど、今年は自分とたった一人の家族のために焼いてみようか。
今週の編み物クラブ。




昨年彼女が仕上げられたベストを着ておられました。
白シャツに、張りのあるギャザースカーと。

足元に転がった毛糸で、集中されてるのがわかります。

賑やかな日の編み物クラブでは、写せない一枚です。

前回の栗パウンドケーキは、包丁に付いたバターをたっぷり型に塗ったから、
ベーキングペーパーを敷かずに焼いたら、型出しに失敗しボロボロにしたのでした。

3回目。
ペーパーも敷いたし、しっかりした生地も出来た。
生地を型に流して、刻んだ栗も満遍なく散らし、天辺に栗を並べ、
焼き上がりにも栗が並んでる予想は、







外れた。
結局、1回目が一番栗が乗ったんだ。
やればやるほどってどうなのよ。



味は良くなってました。

朝から仕込む。



お菓子レシピ手帳。これは3冊目。





編み物クラブ用のおやつを作るのは私の業務のひとつ。
ほぼルーティンワーク。





ケーキの上に乗っかってるはずの栗はどこへ。

前回は、

二度目で失敗するのも私のルーティンだった。
今日はシロップも染み込ませるのだ。

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