こちらも、5年前にオーダー頂いたフェアアイルセーターです。

ご縁を頂き、広島でのりんごの産地、高野町にお住まいの女性に、「大好きな緑で丸首セーターを」とオーダーを頂きました。
年上の方に失礼ですが、小柄で可愛らしい方です。


緑と一口に言っても、シェットランドヤーンでは、微妙な風合いも入れると20色以上あります。

まず、基本となる緑を一色選んで頂きました。
選ばれたのは、「Tartan」(今、改めて「タータンと認識しました。ずっと「ターザン」と思ってました)

それを地色に試し編みを作り、郵便でお送りして、確認頂きました。




混ざり糸の濃淡の緑が何色も入り、花模様の白がより際立ちます。

襟口と袖口には、ご本人のお気に入りのセーターと同じ仕様でとのこと。
2色のゴム編みの上に、一色のメリヤス編みを重ね、くるんとなります。
これだとゴム編みも締まり過ぎず、セーター自体も柔らかい雰囲気になるようです。
サイズはゆったりめではありますが、9号よりわずかに小さいサイズです。



高野町にはまだ行ったことがないのです。あの辺りは広島でもブナの原生林が残るところと、何かで読んだ覚えがあります。
本物の緑を見たら、また違うパターンが作れるのかと考えて、
ならば、まず足腰鍛えておかないと、と強く思う今朝でした。




数年前に作った作品の紹介が続くのは、今の所に越してきて、最近やっと近所にフィルム現像をお願いできる店が見つかったからです。

そしてその写真をさらにスマートフォンで撮るという、きっとやっちゃダメな感じのことをしています。
平面的な写真であることをお許しください。



6月20日からのオーダー会で見て頂けるよう、ブローチをご用意してみました。
前に「ブローチ試作」としてここで紹介したものです。




フェアアイルブローチ 4320円
今回は、ブローチを作りました。

前回は、帯留めも作りました。

ブローチを帯留めとして使える台もありますので、それがご入用の方はお申し出ください。
ただ、その台を使った帯留めは、プローチのピンを通すので、その帯留め自体は、パカパカします。


帯留めがご希望の方は、改めて作ります。


オーダー会につきましては、こちらをご覧ください。


作品を見てみられたい方も、事前にご連絡頂けたらと思います。

どうぞよろしくお願いします。

長野の展示会にて、駒ヶ根市で地元伝統の伊那紬の織染会社で、着物になる反物や帯の織手として勤めておられる女性から、織機に向かうための靴下をオーダー頂いた。
もう4年前のこと。

足で縦糸を動かす踏み木を2本、花織りという織模様なら4本を両足で踏み分けながら織られるので、私が作っていた中敷や皮が貼ってあるルームシューズではなく、重ね履き用の靴下が必要とのこと。

工場(こうばと言われてた)は、古い建物のため、冬はとても寒く、部屋の真ん中に大きなストーブがあるだけ。
エアコンはなく、夏は開け放した窓に扇風機が回るのだそうだ。




ボタンがついたデザインと、色はリクエスト頂いた。
スケッチブックに足をのせてもらい輪郭を写した。

糸は2本どりで、分厚くなり過ぎず、しかし3号針で目を詰めて編んだ。

その時作ったルームソックス。





このルームソックスについて書いてみようと、改めて昨日お電話でお話を伺った。
朝8時から夕方5時まで、昼休憩を挟んで
実質8時間、織られているとのこと。今年で、丸8年。
作業の合間、ポットに持参した飲み物を口に含んで、集中力を持ち直すとのこと。
「肩や首をぎゅー、ぎゅーって縮めて伸ばしてしながらね」

踏み木を操るのは、つま先だけ使っていると痺れてきて織地に影響される、足全体で踏む、それは続けてきてわかったこと。
縦糸が切れた時や、糸替えの時は、その間、踏み木を抑え続けなければならない。

そんな日々の仕事の中、この靴下を寒い長野でのこと、10月から4月まで履いてこられて3年を越した。

まだ全然傷んでなく、修繕も必要ないとのこと。
以前使っていたアクリル製のルームソックスより、あったかいそうだ。


織機に体を入れて、姿勢を正し、手も足も動かして織り続ける、なかなかの体力仕事なのだと改めて感じる。
まだまだ話尽きない中、他の電話が入り、慌ただしく彼女との話を終えた。

またきっと会いに行きますね。

その時まで、私ももっと良いものを作れるようになってたいと思う。



注)写真は、一眼レフのフィルムカメラの写真を、さらに撮ったものです。
ご了承頂けるとありがたいです。


エーデルワイスのブローチのオーダーを頂きました。

制作しながら、どんな風に作るのか追ってみます。

まずそれぞれのパーツを編みます。






ブローチのシャワー台に、滑り留めのスウェードを乗せ、パーツを縫い留めていきます。
真ん中から、裏ボタンで高さを出して。






ピンボケ失礼します!



ここから作業に集中して、写真を撮るのをすっかり忘れました。(笑)



全部留めてました。



糸の留めを木工用ボンドで固めておきます。一晩明けました。

シャワー台とピンとを合わせて、爪をペンチで固定します。



出来ました。



写真は、オーストリアの編み物の本です。エーデルワイスは、オーストリアの国花なのだそうです。
そうか、映画『サウンド・オブ・ミュージック』でトラップ大佐が歌ってましたね。

ちなみに花弁に見えるのが、葉が変形した苞葉で、実の様なのが開いて花になるそうです。

元々ピンブローチとして作りましたが、今回はお客様のリクエストにより安全ピン使用に作りました。
ピンブローチだと、もっと盛り上がった感じになります。

私はアクセサリーはあまり作らないので、部品についてもっといい物があったら、教えて頂きたいです。



本物のエーデルワイスに、いつか会いに行きたいなぁ。

もう長く冬の間、私が作ったベストを着てくださってるお客様から、ベストのお直しを、とのこと。
届いた荷物を開けると、見慣れたベスト。
本当に寒い季節にその方の事務所でお会いすると、ほぼそのベストを着てくださってるからだ。

奥様から、替えのベストもご注文頂いて、もう2着作っている。
でも、この紺色と編み込まれた柄の色合いが、一番しっくりこられるのか。
落ち着かれるのだろう。

お直しは、ボタンの付け直し。
ボタンが裏ボタンごと、取れたものの同封があった。
ボタン付けの糸が解けることはなく、編み地が痛んで裏ボタンごと取れたのだ。

作った時に付けた裏ボタン。


牛皮の一番柔らかいヌメを丸く打ち抜いて裏ボタンにしていた。
この頃は、それが一番いいと思っていたからだ。
しかし、毎春ごとの洗濯にさすがに硬化している。
この硬さが編み地破けの原因になってないか。
男性でもあるし、片手でボタンの開け閉めをなさると思うので、力がかかることは仕方がない。

破れた編み地も、柄に沿って新しい糸で模様を入れ、補強した。

その上から、ボタンを付ける。
裏ボタンは、スウェードに替える。

前回のボタンの付け替えたのもスウェードにしていた。


他全部のボタンもスウェードに付け替えることにする。

襟ぐりの幾箇所のほつれも、ついでに直す。
一箇所、見覚えのないほつれ直しがあった。
襟ぐりの縁から柄のほつれが全て紺色で埋められてある。
後でお聞きすると、いつもお願いされるクリーニング屋さんの手の物ではないかとのこと。
ベストのクリーニングを、私がする年と、他の年にはクリーニング溶剤で糸が痩せないようにと、手を掛けてくださるクリーニング屋さんに出してくださってるのだ。

クリーニング屋さんの仕事にも、頭が下がる。

お直しを全て終えて、よく晴れた日に洗濯を終えた。







体の大きな方なので、ベストがうちのハンガーが合ってないのです。

次回のお直し、きっとまた一番擦れる襟ぐりの、別の所がほつれたら、その時は襟ぐりごと編み直します。

調べてみると、2005年の制作だった。
襟ぐりのほつれは、自分の腕の未熟さも否めない。

長いことありがとうと、糸へなのか、着てくださってる方へなのかわからない気持ちだ。



最近の編み物クラブ、フェアアイルに挑戦中の方々、オンパレードです。



薄淡い黄緑、綺麗な緑と、ハイライトに生成りを使ったクルーネックペスト。


混ざり色の緑に薄淡い黄緑、2色でも奥行きを感じるパターン。
前開きのベストになります。




原毛色の5色を使ったペスト、伝統的なパターンで。
脇下まで編んだところです。



私は、みんなの後ろで無言で旗を振ってるしかありません。


脇まで上がるとエキストラステッチや減目など、独特の技法に慣れるまでは難しく感じられるかもしれません。
何度か間違えても、ほどいて編み直す思い切りの良さに、こちらも背筋が伸びます。

でもここまで編めたのだから、きっと大丈夫。
これを着てる自分を妄想して、乗り切れることと思います。

ボタン選びもね、楽しいです。

トナカイベストが出来ました。
試し編みは、今回地色が決まらなかったので、二つ作ってみました。



淡い感じよりはっきりとした方が好みとのこと、オリーブ色に決まりました。



ボタンも、気に入ったのが見つかりました。


わかりにくいですが、ボタンホールステッチです。


後ろはこんな感じです。


いつも、仕上がったらまずオーダーされた方に見て頂いてから写真をブログにアップするのですが、
今回は、今月のオーダー会中にこのベストを見本としてお借りすることをお願いし、写真のことも、後先になること、ご了承頂きました。

この間、オーダーされた方から、うちの近くに来られる時に、見に寄って頂きます。


これから夏になろうとしてる時に、
オーダー会のお知らせです。
夏の次にやって来る今年の秋冬に、お好みのニットをご用意します。


2015年6月20日(土)〜6月30日(火)
オープン 10時から19時まで

*6月27日(土)は、編み物クラブの為、お休みします。




*シェットランドヤーンで、オリジナルフェアアイルセーター、帽子、手袋、ルームシューズなど、お好きな色で採寸して、お作りします。

*上記の日程で、前日までにメール又はお電話でご予約の上、お越しください。

*作品については、こちらのホームページのworks http://holys-knitting.com/works.html
をご参考ください。


*価格は、税込価格になります。

手袋 13824円〜
帽子 15984円〜
ルームシューズ 17064円〜
フットウォーマー17064円〜
三角ストール(小)13824円〜
ネックウォーマー 13824円〜

マフラー 31104円〜


フェアアイルベスト 43200円〜
フェアアイルセーター54000円〜
フェアアイルカーディガン64800円〜

大きさ、デザインに寄り、価格は変わります。
ご了承ください。

*お渡しは、出来上がり次第となります。もしご希望の期日がおありでしたら、オーダーの時に教えてください。

*お支払いは、お渡しの時にお願いします。

*遠方や、こちらに受け取りに来られない場合、郵送もできます。その際の送料は、大変申し訳ありません。お客様のご負担になります。ご了承ください。
その際のお支払いは、銀行振り込みで、お願いします。

*上記の日程にどうしてもご都合が合わない場合、またはわからない点などありましたら、どうぞメールやお電話でお問い合わせくださいませ。

*メールでのご予約の際には、必ず、
?お名前?お電話番号を明記してください。


HOLY'S

メールアドレス kn.holy@icloud.com
電話番号 080-5230-8307

住所 広島県広島市西区三篠町3丁目20-10ラインハイム三篠302

どうぞよろしくお願いします。








これから、オーダーのフェアアイル作品の写真をブログで、少しずつ紹介していきます。
先日、5月3日の編み物クラブでは、GWですし、久々にメンバーのみんなに声を掛けて、本の会を開催しました。

久しぶりのメンバーさんもあり、あまりの楽しさに、本の会の写真、撮るのはすっかり忘れました。

7人中6人のご持参でした。

ほんの一部、


『おかあちゃんがつくったる』は、関西弁で書かれたお話です。
元図書館司書のメンバーが、図書館で子供達に本場関西弁で読んだとのこと、一部再現して頂きました。

柔道着や剣道着をミシンで縫う仕事をしているおかあちゃんが作ってくれるジーパンやカバンは、いつもどこかヘン。
「おかあちゃん、なんでもつくれるねん」というおかあちゃんとよしおくんの日々のやりとり。

この他には
漫画の『ハチミツとクローバー』全巻、藤田晋著『渋谷ではたらく社長の告白』
宮下奈都著『神さまたちの遊ぶ庭』(装丁がかわいらしい)

どれも読んでみたくなる本ばかりです。
紹介後は、本の貸し借りのやり取りもありまして。

『おかあちゃんがつくったる』を隅々まで読みたい私はお借りして帰りました。
一人で、声を出して読んでみました。
インチキ関西弁でも、お話はとてもすばらしく。
うちも含めて、かつての日本には、こういうおかあちゃんがあちこちにいたことでしょう。絵本の中には、昭和の風景がそこ彼処にあります。

お借りしてる間に、関西出身の方に読んで聞かせて頂きました。
大人になっても、絵本を読んでもらうのは、なんて楽しいことと思いました。

編み物クラブでは、本の会、変わらずやっておりまして、
ほぼ自主的に持ってきたい人が持ってきて、ほそぼそと続いておりました。

1月は、日曜の編み物クラブ終わりに初の新年会がありまして、
これがとても楽しく、しあわせな時間でした。

で、1月の本の会は、

『誰も知らないクリスマス』
ドイツのクリスマスの伝統的なケーキやクッキーの作り方が載ってるのですが、
熟読はできなかったものの、(分厚い本です)走り読みした私の感想としては、「日本人、中途半端なクリスマスはもうやめよう」でした。
宗教感も、環境(気候も含めて)もどこまで突き詰めても、日本人のそれは、単なる真似事にしか過ぎない、すでねじ曲がってる日本のクリスマス。
もうお正月だけでいいではないか、年末忙しすぎるじゃないか。

内容よりそのことばかり、考えてしまいました。

何せ、ドイツの家庭では、11月からクリスマスのクッキーやケーキの準備が始まります。

お話として、欧米のクリスマスを読むことは、私も大好きです。


2月は、中川ちえ著の『おいしいコーヒーの淹れ方』と、大橋歩著『おしゃれにうつつ』

でした。
今更ながらの、日記となりました。

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